〜株式会社エクセルイブ 尾浦英香さん〜 (2/2)
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不動産の価値向上のアドバイスを
女性ならではの視点で展開中!
玉谷独立して事業を始められて、実際にどうでした?
尾浦最初はマンションのオーナー様に会っても、一体女性が何をしてくれるの?、という感じが多かったですね。インテリアデザイナーだと勘違いされたり……。もちろんデザインもするんですけど、私たちはマンションの計画、銀行との交渉などを含めてすべてをワンストップでできるノウハウがあります。それを理解してもらうのには時間がかかりました。
玉谷この業界、女性は珍しいからね。正直、私も最初は厳しい面があるとは思っていました。プレゼンテーションの仕方や押しの強さなども必要な世界でしょ。
マンションの運営に有効な方法を提案!
マンション運営に有効な提案のひとつが25室以上の大型マンションなら、電気代で収益アップできるというコレ。
尾浦借り入れや資産運用計画までやっいくと、お客様にビックリされこともありました。
玉谷でも、そういうことは、きちんと仕事やっていれば実績として自然と付いてくるものですからね。
尾浦そうですね。やっていることに間違いはないと思っています。これからもオーナー様のことを考えて、本当の意味での土地活用・資産運用をアドバイスしていきたいと考えてやっています。
玉谷先日、あなたが講師をしていたあるセミナーを聞きましたが、随分立派になったと感じました。いい経験とキャリアが顔に出てきていると思いますよ!
尾浦ありがとうございます。
玉谷私も不動産や建設関係の知り合いはたくさんいますし、業界のこともそれなりに知っているつもりですが、一番問題なのはオーナーの立場で公正中立にアドバイスをできる人材が少ないということではないかと思います。確かに大手のメーカーの人間であれば、企業の利益を考えないといけませんが、そこでは本当の意味でオーナー側のことが考えられているかと言えば……。
尾浦確かにその通りだと思います。それと女性的な視点が少ないと思うんですよね、この業界は。
玉谷そういえば、あなたはちょっと変わった提案をされますよね。鏡が部屋にドーンとあったり、この応接にも赤いソファーがあったり。
尾浦はい。でも、賃貸マンションを決める時って、決定権は女性にあると思いませんか? ほとんどはそうだと思うんですよ。それなら無難で特徴のない部屋を作るより、女性に一目で気に入られる部屋を作った方が絶対に入居率がよくなるはずです。
玉谷確かに、決定権はウチでも奥さんにありますね(笑)。
尾浦女性の視点から見た土地活用やマンション活用をアドバイスしていくことが私の使命であり、それによってオーナー様にメリットをもたらすことができるようになることが自社の発展につながることだと考えています。
玉谷女性の感性はこれから絶対に重要になってくる業界です。私はあなたが本当にオーナーのためにアドバイスしよう、コンサルティングしようと考えていると感じていますので、そこに大いに期待しています。今もマンションの電気代を削減してオーナーが収益をあげられるという方法をアドバイスされていますよね?
尾浦はい。電気代を30%削減して、ファミリータイプの25室以上のマンションをお持ちの方なら、必ずメリットの出せるプランです。興味のある方は是非一度お問い合わせください。
オーナーのためのコンサルティングを通じて、
人を創るところ(住居)を豊かにしていきたい
玉谷では、今回の会談もそろそろ締めに入りますが、将来的な目標というかビジョンというかを聞かせていただけますか?
尾浦まず、この業界には本当の意味でオーナー様側の立場でアドバイスをできるコンサルタントがまだまだ数が必要だと思います。
玉谷あなたらしい言葉ですね。
尾浦セミナーで話していても、そのニーズの高さは実感しています。
玉谷きちんとアドバイスやコンサルティングをできる人材も育てていきたいということですか?
尾浦将来的には、そいうことも考えていかないといけないと思っています。自分だけでできことは限界がありますからね。
オフィスにも女性らしさがいっぱい!
応接セットに赤色のソファを配置したり、オフィス中央に鏡を置いたりと、オフィスも女性目線でデザイン!
玉谷先ほど少し話しましたが、私も公正中立な立場で土地や資産についてアドバイスをできる人材の必要性は感じます。そういう相談をどこにしたらいいのかがわからないのが現状の問題です。
尾浦そうですね。そういうコンサルタントや人材が増えることがオーナー様のために一番いいことですから。
玉谷あなた自身の目標としては、どうですか?
尾浦私は住まいは人が育つ場所、人を創る場所としてすごく大切なものだと考えています。不動産やマンションに関わりながら、女性らしい視点を忘れず、そんな人を創るところを豊かにしていくことが私のライフワークだと思っています。
玉谷それはいい話ですね。まさにその通りだと思います。これからも頑張ってください! 今日はどうもありがといございました。
尾浦こちらこそありがとうございました。
<会談を終えて>
今回の取材は、考え方やビジネスの方向性もよく知っている尾浦さんの話を、改めて聞くよい機会になりました。彼女は本当に人のためになることを考えているなぁ、と再認識できました。そんな彼女の想いと、たくさんお集まりいただいたたまたま会のメンバーのビジネスがリンクして、また新しい何かが生まれるといいのになぁ、と話を終えて感じました。またそんな機会を是非考えたいと思います。それでは、また次回! [玉谷 一夫]
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