〜有限会社オガワジュンゾウ クリエイツ オガワジュンゾウさん〜 (1/2)
- page
- 1
- 2
本気で“売りたい”人としか仕事はしない
自分たちはそれ以上の本気と情熱で仕事に臨む
玉谷 今日はいろいろとオガワさんの話を聞きたいと思い、私も楽しみにして来ました、よろしくお願いします。ほとんど大阪にいないし、日本中飛び回っているから、今日話が聞けるのはラッキーでしたよ。
オガワいえ、ホントにボクなんかがこのインタビューに載っていいんですか? 全く立派なビジネスマンじゃないんですけど……。
年間100件近いイベントを企画運営する。準備期間などを合わせるとほとんど毎日何かのイベントが動いている計算に
玉谷 この会談は“たまたま”出会った人の話を聞くのが趣旨ですから、問題ないですよ。それにオガワさんとは、この会談に出てもらうために出会ったようなものなんですから。
オガワそうでしたね。阪口さんから紹介されたんですよね。
玉谷 第1回目の株式会社エクステンドの阪口さんとのインタビューの際に、「誰か話を聞いて面白い人って、いない?」と聞いたら、真っ先に名前が挙がったのがあなたでした。
オガワ彼がフリーペーパーを作っていたり、DJをしていたころから知ってます。でも、ビジネス上の付き合いはそれ程ありません。まぁ、それがお互いにいい関係なのかもしれません。ただ彼みたいにビジネスに役立つ話はできませんよ、ホントに。
玉谷 いいんですよ。私もまだ数回しかあったことがないんですが、非常にあなたには興味があるんです。私も相性の合う人としかつきあいたくないというタイプですが、あなたもそうでしょ?
オガワ完全にそうですね。玉谷さんとは全くジャンルの違う世界で生きていますが、初めて合った時に、“なんか合いそうやなぁ”と感じました。だから今日もこうやって話をしてるんです。何でも聞いてください。
玉谷 私も同感で、普段の服装もライフスタイルも違いますが、波長は合っている思います。まず、皆さんへのご紹介を兼ねてどんな仕事をしているのかをお聞きしますが、ファッションショーなどのイベントをプロデュースしている、ということでいいんでしょうか?
オガワファッションショーだけではないんですよ。セールスプロモーションや販売促進を目的としたイベント全般を企画から運営までやっています。そのジャンルがファッションブランド関連が多いということです。メイクショーやクラブでのイベントなどもプロデュースしています。
玉谷 東京っぽい仕事ですよね。何故、大阪でやっているんですか?
オガワ業界が狭いから、東京だと誰が何をしているのかすぐに知れ渡ってしまう。その点ちょっと距離を置いている方がよかったりするんですよ(笑)。いずれにせよ、関西ではもちろん、全国でもボクたちほどこだわってやっているところはなかなかないと思いますよ。その趣(おもむき)の力というか、感性には自信があるから、別に場所は関係ないです。
玉谷 でも圧倒的にマーケットとしては東京の方が大きいでしょ。
オガワいやそうでもないですよ。決めるのは東京の本社かもしれませんが、イベントは地方でやることも多いです。商品を買う人たちは地方にもたくさんいるわけですからね。
玉谷 そう言えば、清水の舞台でファッションショーをしたんですよね?
オガワChristian Diorの生誕100周年を記念したイベントでした。かなり歴史に残るイベントだったと思いますよ。
玉谷 見たかったですね〜。
オフィスのインテリアもクリエイティブな雰囲気がたっぷり
オガワ今度、スゴいのがある時は是非見に来てください。
玉谷 今までの仕事での最高傑作は?
オガワ全ての仕事に力を入れてるので、これといっては無いんです。そういう意味では全てになりますかね〜。僕は細かい部分にも全て本気で情熱を入れて取り組みます。クライアントが逆に困るくらいに……(笑)。
玉谷 本気の人としか仕事はできないということですね。
オガワそう、本気で“売りたい”と思っている人としか仕事はしたくない。だって、自分たちはそれ以上の本気で臨むわけですから。中途半端な気持ちで仕事している担当者には、「こんなイベントなんかしない方がいい」って、はっきり言ってしまいますね(笑)。
玉谷 いや、それが本当のプロの仕事だと思いますよ。
- page
- 1
- 2